Windows10 IoT Coreのハンズ・オン・ラボ記事
参照記事:Hands-on-lab IoT Weather Station using Windows 10
この記事を参照して、Raspberry PiにWindows10 IoT CoreをインストールしてVisual Studio 2015を使って気象データを取得するアプリを作成するというハンズオン・ラボです。
この記事の通りに行おうとすると、Windows10 PCとVisual Studio 2015が必要となりますので環境を準備する時間の方が長かったです。
Windows10 IoT Coreは、Coreというだけあり単体では何もできないため外部からアプリを送る必要があります。
ちょっと使ってみたいというときに、手軽に始められるかというと準備(ダウンロードとインストール)に時間がかかってしまいます。
そこで、Raspibianでpythonを使いデータを取得してみました。
サンプルコードの入手
Weather Shieldには、MPL3115A2とHTDU21Dの2つのデバイスが搭載されています。まずは、この2つのデバイス用のPythonコードを手に入れます。
既に先人が行っていました(参照記事):CIADUCK'S TECH SPOT
ここを参照してPythonコードをコピペして動作させると・・・
あっさり測定できてしまいました。
ところが、 100034Paという値が出てきていて「???」
最後のprint行のpuressure+p_decimalを100で割って、hPa(ヘクトパスカル)で表示するように変更して見なれた単位に修正して最初の一歩は完了です。
myThingsを使ってデータを送る
IDCF Cloudに測定したデータをアップロードしておくと、myThingsからIDCFを使ってデータを見ることができるようになるそうですので、記事に沿ってDockerを使って仮想マシンを作成してmyThingsを使ってみました。
参照記事:myThingsをはじめよう
こちらの記事は、スイッチサイエンス社のキットで使うようになっているのですが、送信データ形式を同じにするとWeather Shieldで測定したデータでもオッケーです。
サンプルコードをgit cloneで入手してbme280.pyに記載の戻り値に合わせるだけです。
→ 戻り値を"{:.2f}".format(pressure/100)で出力してクラウドへ送り出し。
他は、bme280を呼ぶところを、weather shieldを呼び出しに変更するといいです。
デバイス単体の測定精度は、BME280の方が良いですのでこだわる人はBME280を使った方がいいと思いますが、小中学生の夏休みのお手伝い程度ならWeather Shieldの測定データでいいんじゃないでしょうかね。
Dockerの知名度はとっても高いと思っていいのでしょうかね。
我が一族の田舎の中学生は、実際にやってる見せてもほとんど分からなかったのですけど、都会の中学生あたりは楽勝で知ってるのかね。